『インターネット』って、聞いたことはありますか?
最近は、ちょっと違った意味合いで『インターネット』という言葉が使われ始めてしまっていますので、この機会に整理してみましょう。
『インターネット』とは、いわゆる『電話網』『上下水道』と同じ様な『インフラ (インフラストラクチャー・基盤設備などの意味)』です。
コンピュータを結ぶ世界的なネットワークを『インターネット』と呼びます。
そして、『インターネット』のネットワーク網が、まるで蜘蛛の巣のようであることから『WEB (ウェブ)』と呼ばれることもあります。
ただし、この『WEB』という呼び方は、その後『World Wide Web (ワールド・ワイド・ウェブ)』という通信方式の名前になっていて、
たいてい、通信方式を指すことが多くなっています。
『WEB』では、文字等の通信をすることができるので、いわゆる『ホームページ』を見ることができるわけです。
ちょっと待って!
それでは、『ホームページ』って何でしょう?
まず、『ページ』という言葉は、『WEB』を使って見ることのできる一度にやり取りできる画面の内容を指します。
『ホームページ』とは、その名の通り「ホームになるページ」のことを指す言葉です。
つまり本で言うところの、「表紙」に当たるページのことです。
『ホームページ』を含めて、それ以外の『ページ』の集まり(本で言うところの、一冊にあたる部分)を『WEBページ』と呼びます。
ですから、『ホームページ』は、それぞれの『WEBページ』に1ページだけなのです。
そして、最近は『ホームページ』と『WEBページ』の意味合いが混ざってしまっていることが多いため、『トップページ』という呼び方で「表紙」を指すことがあります。
最近は『WEBページ』の集まりを『サイト』あるいは『WEBサイト』と呼ぶことが増えています。
また、新しい単語が登場しました。
『サイト』とは、英語のsiteから来ている単語で、複数の『WEBページ』の集まりを指します。
では、整理しましょう。インターネットでできることのうち1つを文章にしてみると、このようになります。
『インターネット』を使って『WEB』上の『サイト』にある『WEBページ』や『ホームページ』を見ることができる!
さぁ、意味は整理できましたか? |